制服を着用して仕事をする職場というのは、いろいろあります。
そんな制服着用が義務付けされている職場で起こるトラブルに、制服を着替える時間は就業時間に含まれるかどうかということがあります。朝など、余裕をもって出社してる社員は、着替えをしてからタイムカードを押すという人は少なくありません。しかし、始業ギリギリに飛び込んできた場合、まずタイムカードを押してからゆっくり着替えるという人も少なくないのです。たまにであれば文句も出ないのですが、いつもこのスタイルで仕事をしていると、早めに出社している社員から苦情が出る可能性も出てくるでしょう。
法的に見ると、制服着用の職場では自宅から私服で着ている場合、制服に着替える時間も就業時間とみなすとされています。つまり、タイムカードを押してから着替えを始めたとしても問題ないのです。しかし、やはり周りの人が始業前に着替えを済ませて、始業開始と同時に仕事を始めているのであれば、同じように早めに着替えは済ませておいた方が職場の雰囲気はスムーズになることでしょう。
世の中にでれば、一般的にこれは一種の社会通念であるとみなされるからです。 あまり細かいことを指摘して、職場の人間関係に支障をきたすくらいなら、始業前に着替えを済ませておくことは入社のときに伝えておくといいでしょう。また、会社側としても、休憩時間以外で多少中抜けをしても見逃すくらいの度量を見せることが望ましいです。